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彼女を60年近く生かしていた機械が停電により停止 
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(翻訳)3歳でポリオと診断されたダイアン・オデルさんは、750ポンドの鉄の肺の中に60年近く閉じ込められていたが、停電により彼女を生かしていた機械が停止し、亡くなった。

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(翻訳)ポール・アレキサンダーさん(下)は、鉄の肺に住んでいる最後の人々の一人です。彼は 6 歳のときにポリオと診断され、首からの麻痺につながりました。この機械は胸を圧迫して押し下げるように作られています。彼は最近 77 歳になりましたが、今でも鉄の肺に頼って生きています。

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ポリオとは?

ポリオ(急性灰白髄炎)は、ポリオウイルスによって引き起こされる病気です。脊髄性小児麻痺とも呼ばれ、手足の筋肉や呼吸筋などに作用して麻痺を引き起こすことがあります。

ポリオは、感染症法では2類の感染症に分類されています。主な感染経路は、感染した人の便を介して口の中に菌が入ることによる感染(経口感染・接触感染)です。また、患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスによる感染(飛まつ感染)もあります。

ポリオウイルスが感染しても、90~95%は不顕性感染(感染後も無症状で経過するもの)でおわります。約5%には発熱、頭痛、咽頭痛、悪心・おう吐、倦怠感、頚部硬直、下肢痛などの症状が見られます。

日本国内においては、1981年以降、野生株ポリオウイルスによる発症例は報告されていません。

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治療法は?
ポリオ(急性灰白髄炎・小児まひ)には特異的な治療法はなく、症状に応じた対症療法のみです。ポリオウイルスに対する薬はありません。
世界の多くの地域では、広範なワクチン接種の取り組みにより、ポリオが大幅に減少していることに留意することが重要です。しかし、ワクチン接種率が低い特定の地域では、依然としてポリオの発生が発生する可能性があります。ポリオを世界的に根絶するには、継続的なワクチン接種と公衆衛生への取り組みが不可欠です。
日本では、1963年から経口ポリオワクチン(2回)が乳児期に接種されています。
*これは情報提供のみを目的としており、医療上のアドバイスや診断を行うものではありません。

 

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